本編《Feb》 第三章 満月5
目覚めた時には、もう部屋の中がすっかり明るくなっていた。うつ伏せになった身体をゆっくりと起こしながら、功は、心地よさと不快さの入り混じった気だるさを感じていた。「……芙美夏?」 部屋を見渡すと、芙美夏の姿はもうそこになかった。 昨夜の事...
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