本編《Feb》 第三章 満月6(弧月)
軋む体をゆっくりと起こし、隣で眠る人を起こしてしまわなかったかと、じっと見つめる。少し開いた功の唇からは、静かに繰り返す呼吸の音が聞こえていた。 そっと、その瞼にかかる髪に触れる。そのまま顔に触れようとした手を、直前で止めた。 ベッドを揺ら...
本編《Feb》
番外編《雨月》
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